固定チルトと固定パルス幅とは ~ICD編~

デバイス

電気ショックエネルギー

ICDで表示されるエネルギー値はまずキャパシタに充電されます。
充電されたエネルギーを蓄積エネルギー(Stored Energy)
実際に出力されたエネルギーを放電エネルギー(Delivered Energy)
と呼ばれ2種類あるよ( ..)φ
また計算式は以下の図で示したよ!しっかり覚えよう( ..)φメモメモ

チルト(Tilt)とは

チルトは言葉で表すと電気ショック波形の初期電圧と終末電圧の比率で傾き(傾斜率)を言います。
チルトには計算式が存在するよ
チルト(%)= (初期電圧V1 – 終末電圧V2)/ 初期電圧 × 100
言葉では難しいと思う方もいるのでこちらも簡単に図を作成したので見てください( `ー´)ノ
実際に計算してTilt出してみてください。

固定チルトとは

ショック通電時のインピーダンスに応じて定められたチルトまでパルス幅が自動可変していきます。
一般的には固定チルトは40~65%で設定しパルス幅はおおよそ2~10msとなることが多いです。
①重要なのはパルス幅が変動すること!!
②そしてインピーダンスが高いと電気は流れずらいのでパルス幅が延長するということ!!
この2点をしっかり覚えましょう( ..)φ

固定パルス幅とは

ショック通電時のインピーダンスによって定められたパルス幅までチルトが自動可変します。
一般的にはパルス幅は2.0~7.0msで設定し、より低いインピーダンスがチルトの傾斜を大きくしエネルギーを多く放出できます。

たぁ~き~
たぁ~き~

今回はICDのエネルギーを解説しました。しっかり整理してDFTテストに臨みましょう!!

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