電池の構造と特性

デバイス

デバイスの電池

電池には2種類が存在する。
電池を使い切るタイプの一次電池
電池を充電して使う二次電池。

ペースメーカは前者の一次電池を採用している!その為電池残量が少なくなるとデバイス本体の交換が必要となります!

後者を採用すると患者のQOLなども上がりいいのだろうが繰り返しすることでの不具合やお金の問題など様々あるからダメなんでしょうね( ˊ̱˂˃ˋ̱ )

電池の種類と電圧

ペースメーカに利用されている多くの電池はヨウ素リチウム電池です!
この電池は低い自己放電率が特徴で初期電圧のおおくは3.2V前後で推移します!

ICD/CRT-Dと呼ばれるハイパワーデバイスにおいては、銀塩化バナジウムリチウム電池が使用されてるよ!これは低い内部抵抗を持ち除細動の際にキャパシタに蓄える時間が短く済むからね!初期電圧は3.2V程度です!

※実は今のペースメーカはICDベースとも言われてます!その為ほとんどが、銀塩化バナジウムリチウム電池を使用されてるので頭に入れといてくださいね!

豆知識として!
透視でデバイス本体の電池部を確認してみてね!
真っ黒ならヨウ素リチウム電池
透き通って見えるなら銀塩化バナジウムリチウム電池!

電池消耗

電池は使用に伴い、電池電圧は低下し内部抵抗は上昇していきます。
電池の使いはじもをBOL(begin of life)
電池交換推奨時期をERI(elective replacement indicator)
電池が無くなった場合をEOL(end of life)

ERIからEOLまでは3〜6ヶ月あるので早めに交換しましょう!
ERIによるモードの自動変更や設定に規制がかかることもあります。


電池特性を下図に示します!
電池特性はデバイスの必須項目です。ぜひ覚えててください。

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